Solid Dice PR22 Premium

NEW!

Solid Dice PR21をリニューアルして新たにPR22としました。PR21では三脚スタンド付きでこれはイケる!と思っていたのですが、どうもわたしの独りよがりだったようであまり評判も良くなくてガッカリな結果でした。家人は最初から、ダサいよ!と言っていたのですが、んなことねえ!と製作を進め完成させたんですが、家人の言った通りに結果にトホホです。

Solid Dice の方が全然かっこいい。と。

箱自体はもっと良いのに・・と悔しいのでリニューアルすることにしました。

これまでさんざんパッシブラジエーター式のスピーカーを制作してきましたが、一番良かったものはどれだ?と考えた時すぐに浮かんだのはこれです。

現行Solid Dice とほぼ同じ寸法ですが、Alpair5を組み合わせたものです。そもそもデスクトップやベッドサイドなどで大音量を想定していないSolid Dice ですから、シングルダンパーのAlpair5は相性抜群です。

ということで、Alpair5版のSolid Dice にリニューアルです。

スタンド付属です。

箱自体はPR21なのでその時の記事を以下に再掲します。

サイズですが、113×137×168くらい。

使用木材はバッフルがアフリカケヤキ16mm
天板と底板がホワイトオーク15mm
背板がアフリカンチーク14mm
側板アフリカケヤキ9mmで制作しています。
側板を9mmにしたのは、小型でも豊かな響きにするために敢えて採用し音がリッチになるようにしてあります。
内容積1.4リットルの密閉ですが、感覚的には4~5リットルくらいの密閉箱に入れてるような音です。
SolidDiceはパッシブラジエーター式ですが、パッシブラジエーターで低域を増強する目的はもちろんですが、それよりも純粋な密閉箱よりも内部の空気バネの動作が内容積を拡大させたような感じになるのも大きなメリットと考えています。そして密閉はトーンコントロールに対する反応が素直です。
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トーンコントロールで低域を増強するのに適しているのは密閉型です。そう、これは密閉型といえるものなので、いつもはyoutubeにアップするときは基本的にはフラットで再生していますが、今回はトーンコントロールで低域を持ち上げて再生したものを撮影してみました。

 

トーンコントロールで低域を持ち上げて聴くととてもこのサイズのスピーカーとは思えないような音になっていると思います。

パッシブラジエーター式のメリットの一つがこのトーンコントロールで音が崩れにくいことでしょうか。

 

裏側のパッシブラジエーターです。

 

 

スタンドが付属します。三脚ではなくまともな実用的なものにしました。

 

三点の支柱部は台座の部分に接着してあります。

 

 

最後に上の写真ですが、底板に三脚を固定するための取り付け金具を外した際のネジ穴跡があります。きっちり埋めて処理はしてありますが、気になる方にはお勧めできませんが、気にならない方は音が気に入ればご検討頂ければと思います。

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コメント

  1. 小泉慶 より:

    お世話になります。初コメント致します。

    手持ちの真空管アンプ”SWL-T20”(城下工業)との接続にSolid Dice PR22 Premiumがいいかも!と勝手に思っています。
    私自身あまり詳しくないもので、いくつか質問をさせてください。(すみません)

    ①インピーダンスはいくつでしょうか?
    ②スタンドを含めた高さは何センチですか?
    ③BlockDuct(例えばバスレフのc154)とPR22ではどちらが重低音に聴こえますか?

    以上、宜しくお願いします。

    • juve juve より:

      お世話になります、ご興味を持っていただけて嬉しい限りです、ありがとうございます。

      ① 実測値で3.7オームでした。
      ② 乗せた状態で197mmくらいです。
      ③ アンプのトーンコーントロールをオフ、つまりフラットな状態ですとC154siの方が低域は上です。C154siはアンプフラットでも50HZから十分に再生出来ていますが、このPR22はアンプフラットですと100HZからだら下がりの密閉型に近い特性です。トーンコントロールを使って低域を持ち上げてあげた場合での比較ですとこちらのPR22の方が重低音感はあると思います。こちらのパッシブラジエーター式の場合はバスレフと異なりトーンコントロールを使った場合に、より自然に低域を増やすことが出来ます。

      後はユニットの差として繊細な音や中高域の質感で、こちらのユニットの方が上と思います。

  2. 小泉慶 より:

    詳しいご回答有り難うございます。

    ちょっと引っ掛かっているのがインピーダンスです。
    私が所持している真空管アンプの仕様では接続するスピーカーは6から8Ωの範囲内でとあります。
    そこでさらに質問してしまうのですが・・・

    ①PR22 Premiumは大変魅力的な製品でありますが、もしこれに繋げたとなるとどの様なデメリットになりますでしょうか?

    ②或いはアンプのインピーダンスの範囲内で納まる製品はありますか?出来ればこちらと同じ高さの出ないもので探しています。

    宜しくお願いいたします。

  3. juve juve より:

    少しお使いのアンプを調べてみましたが、出力トランスは固定されてるようなので4オームのスピーカーを繋ぐのは、やはり非推奨です。出力管に負荷がかかりすぎてしまう可能性もあります。音量を控えめにすれば大丈夫という人もいるとは思いますが、A級シングル3Wではやめておいた方が良いと思います。

    サイズ的にはBlockDuct-C154siはご希望に合うと思います。インピーダンスも実測値で7オームくらいなので問題ないと思います。

  4. 小泉慶 より:

    早速のお返事ありがとうございます。

    BlockDuct-C154siいいですね!実は最初にビビッときた製品で特にクリア仕上げはかっこいいです。
    ただ、既に完売状態でした。今後継続して制作されるようでしたら是非とも購入(予約)したいです。
    (先の話でも気長に待てる人間です。)

    BlockDuctシリーズはパッシブラジエーター式があるのでしょうか?私のアンプにも広域と低域の調整つまみがあるのできっとバスレフよりラジエーター式を推奨ですかね?

  5. juve juve より:

    お世話になります。

    BlockDuct-C154siですが、現在3セットが組み立て完了している状態ですので、週明けには完成しています。クリアを1セット確保しておきますね。
    ご予約で確定ということでしたら、お問い合わせからご連絡していただけると助かります。よろしくお願いします。

    BlockDuctは全てバスレフタイプです。ダクトをブロック状にしてあるバスレフ箱の意味です^^

  6. 小泉慶 より:

    すみません。お問い合わせにもコメント入れたのですが、無事に送られているか確認できなかったのでこちらにも念のためコメント残しています。
    現在クリアを確保頂いているとの事で有難うございます。
    因みにですが、もう2セットは何色になるでしょうか?
    それで最終決断しますね。