5月12日に秋葉原の損保会館にてMJ誌(無線と実験)のオーディオフェスティバルに参加して新作のBlockDuct-A138siを広い会場で鳴らしてきました。
色々と失敗ばかりでしたが、BlockDuct-A138siの能力は伝わったようでした。失敗とは・・・・・
アンプの選定です。これは、まー、色々と訳があるので何故300Bの真空管アンプを使ったか詳しくはお話しできませんが、大失敗だったのは確かです。アンプのパワー不足でクリップしてしまいました。まー、ノイズまみれの音を会場に響かせて、笑いを取ったのは確かなので、ある意味成功かも(笑)いや、笑い取るイベントちゃう!
BlockDuct-A138siは30HZからもりもり低域が唸ります。そうです、マーラーの交響曲第6番 ブーレース&ウィーンフィル(グラモフォン)の超ワイドレンジ優秀録音盤を大音量で鳴らしたかったのですよ。その能力があるんだぜ!と訴えたかったのですよ!
10センチのシングルコーンの真の能力を知らしめたかったのですよ。でも、アンプのパワーを考えずちっとボリューム上げすぎたようでした。
しかし、会場にいらした皆様にはこのスピーカーの能力の凄さを感じて頂けたようで、デモ終了後に沢山の質問を受けました。自作派の方もいらしたので、自作の際のポイントなどもお話ししました。
広い会場でならしてわかった事がひとつ、このスピーカーは私が考えている以上に高い能力があるという事です。オケのバスセクションのエネルギーを受け止める強靭なキャビネットは音楽を朗々と鳴らすことが出来ます。イベントの最中に「オーケストラの大音量再生中にトランペットが指揮者の位置から鳴るのは違和感しかない、トランペットやホルンなどの金管楽器やオーボエやフルートなどの木管楽器はちゃんと弦楽器群の後ろから鳴って欲しいんですよ。生の演奏会で聴くようなオーケストラの並びで、正しい位置で鳴るようなスピーカーを目指して開発したのがこのスピーカーです。」とお話ししましたが、その点はちゃんと伝わったと思っています。
これは、普段から私が言っているステレオイメージ再生の話です。正しい位置に演奏者を再現するには、正しい位相が必要です。この点を徹底して追求したスピーカーです。そしてそれは大成功しています。それを確信できたイベントでした。
このイベントに使ったBlockDuct-A138siを販売します。出来てすぐにイベントで鳴らしただけの「ほぼ」新品です。エージングも終了していない時間数しかならしていませんが、インベントで使用したので新品ではありませんので少し割引して販売します。
イベントの様子を少しYouTubeに上げようと思っていますが、動画がうまく編集出来れば・・・・上げます。
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