BlockDuct-C152si 極厚ウォルナットバッフル 一点もの

BlockDuct

30mm厚の無垢ウォルナット材を以前安く分けてもらったのですが、長さが55センチしかなくて、この厚みで片チャンネル25センチくらいの高さのBlockDuctは難しいなあと仕舞ってあったのです。幅が145mmくらいなので4インチを想定していました。

しかし、3インチでなら高さ25センチでも5リットル取れるから十分いけるな、と思い直し路線変更です。3インチで設計しました。

3インチならガラスコーンのAlpair5G用のキャビネットにしよう、と設計したのが下の写真です。

組立てただけの状態です。高さがないので内部の仕切り板(左右を連結する板)は無しにして背面にブロックダクトを設置するスタイルにしました。BlockDuct‐137siやBlockDuct-C144siと似たスタイルです。背を低めに取りリアにブロックダクトを設置すると低域がブイブイいう傾向になります。その代わり連結板があり内部で折り返すリファレンス機の146や138のような研ぎ澄まされた音像という点では若干後退します。後退すると言っても市販スピーカーのはるか上をいく美しいステレオイメージを表現できますが。

内部構造は下の写真です。

天板・底板・背板・ブロックダクト部はイエローシダーの20mm厚を使用。側板は25mm厚のホワイトアッシュの集成材を使用しています。3種類の異なる木材を使い響きをコントロールするコンビネーションのCシリーズです。型番はBlockDuct-C152siです。

クリアのオイル仕上げですので3種類の木材の色の違いが分かってなかなか良いデザインになったと思います。ウォルナットはやはり高価なだけはあるなあ、と磨きながら納得していました。

このスピーカーの売りは、まずは当然ブロックダクト式でありますが、やはりバッフルに採用した極厚無垢ウォルナットバッフルです。厚く使っているので鳴きは極小ですが、ほんのりと美しいウォルナットの響きが乗っています。

とても良い塩梅と言いますか、うちのスピーカーはAシリーズなどは引き締まってマッシブな音ですが、この少しだけ緩めたCシリーズはより万人に受け入れてもらえそうな音になっています。緩めたといってもあくまで当社比であって、大半の世の中のスピーカーに比べたら引き締まったマッシブな音です。

 

これまでの他のCシリーズと異なるのはこの見事な極厚ウォルナットバッフルです。硬い広葉樹をこの厚さで使うとやはり引き締まったSNの高いキャビネットになります。

いわゆるハイスピードサウンドになるので、音像は美しく浮かび上がり音場は広くデプスを伴います。

 

背面ダクトの下側が少し凹んでいますが、音にも強度にも関係ないのでこの状態のまま販売に回します。

一点ものなので早い者勝ちです。

キャビネットのみで売り出します。当面一台限りでヤフオクに出します。ガラスコーンユニットつきご希望の場合は、お問合せからご連絡くださいませ。

Alpair5G(ガラスコーン)付 \180000

SOLD OUT

ガラスコーンであるAlpair5Gを装着したところですが、BlockDuct-A146siに匹敵する見事な音を奏でています。いやー、やったぜ。

 

iPhone撮影なのでノイズもあるし音の劣化は結構ありますけど、それでもこのスピーカーの良さは伝わるかと思います。

 

BlockDuct-C152si Alpair5G用 UTAG マークオーデ... - Yahoo!オークション
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