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nonDuct-Bシリーズですが、今後は名称を変更することにしました。ロゴ的に見たときに真ん中のDだけ大文字にする形が気に入っていたのですが、ダクトなしのバスレフ、みたいな意味にとられてしまうから名称イマイチとの声がチラホラ(笑)
確かになー、nonPort-Bも当時候補にあったのですが、字面でnonDuctにしたのでした。以前より名称イマイチと言われていたので考えてはいたのですが、ようやく決心しました。
大体、nonDuct-B130si The Block BEECHは確かに長すぎる名称とは思っていたので、合体させることにしました。
nonDuct-B130si The Block BEECH ➡ BlockDuct-B130si
nonDuct-B130si The Block Ash ➡ BlockDuct-A130si
nonDuct-B124si The Block Original ➡ BlockDuct-124si
うん、簡潔で良いんではないでしょうか。ということで以降販売するモデルはこの形でいきます。
ということで新作BlockDuct-137siをご紹介します。
今回のテーマはブロックダクトと名称変更した一作目なので、初心に帰るという意味で折り返しの連結板なしの簡易型にしました。前作BlockDuct-136siは大成功のモデルになったので、4インチのBlockDuctシリーズの開発に夢中です。しかし、もう少し値段を下げて売りたいという思いもあります。中の連結板をなしにすれば制作工程が簡略化されて少し安く提供できます。
BlockDuctシリーズはフロントダクトにして中の連結板で折り返すようにして一気にダクト部分に空気が流れ込む内部の空気を100%有効活用する理想的なバスレフ方式です。折り返すことにより中高域の音漏れを排除するのでfd値付近のSN比がどのスピーカーよりも高い静粛性を達成しています。しかし制作に時間がかかるのでコストも上がります。そこで少し妥協したのが本機BlockDuct-136siです。折り返さずユニット対抗面=背面下部にダクトを配置。リアダクトで中高域の音漏れの影響を下げる意図です。
写真を見て、ユニットが136siと違うとお気づきの方もいらっしゃるでしょう。色々試したのですが、この簡易型のBlockDuctにはこのユニットがよりベターと判断しました。
124や130、136など折り曲げ方のキャビネットは贅肉の欠片も感じられない均整の取れた、体脂肪5%の体形のイメージですが、今作BlockDuct-137siは体脂肪を15%くらいの体形のイメージの音作りをしています。私のイメージだと量産型市販2ウェイは体脂肪35%とか40%、モノによっては50%越えもザラにあります。バックロードは70%、某バックロードバスレフは80%のイメージです、85%かな。
中低域を少し豊かに響かせるための設計にしてあります。
205×300×300というプロポーションです。私の作るスピーカーにしてはぼってりしたバッフルです。
右のBlockDuct-136siに比べると、スマートさにかけるデザインと思いますが、バッフル効果を加味することも考えていたのでこの広いバッフルになっています。しかし、出てきた音はバッフル効果はこの程度だと薄く、鮮やかなサウンドステージが中央やや後方にリアルに浮かび上がりました。前面30mm厚の強靭なキャビネットなので、やはりスピーカーのSN比は抜群に高いです。中高域の音漏れもほとんど感じられません。youtubeにアップしますがもう少しお待ちを。
狙い通りに豊かな低域に支えられた美しいサウンドステージを展開する予想以上の音になりました。体脂肪は15%もないイメージです。10%かな。やはり私の作るスピーカーはマッシブです。
いつも使っている音源でyoutubeにアップしました
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