仕上げ前の写真です。
BlockDuct-C153siと似たコンセプトですが、今作はAlpair5Gの良さを突き詰めようと設計しました。Alpair5Gが持つ高い解像度を極限まで活かすためのキャビネットです。Alpair5Gの試作機が出た時に多く聞かれた感想の一つが「ピアノが抜群に良い!」という声です。
これはこのガラスコーンユニットの減衰特性が優れている事が音の切れの要因となり、高い解像度と相まって抜群のリアリティを表現してくれます。
一方、キャビネットの材質でピアノの音が抜群に良い、という声はメープルで良く聞きます。非常に硬く密度の高いハードメープルは下手をすると硬い響きになりますが、上手に設計すると抜群のピアノの音を表現できる貴重な銘木です。
今回はこの方向性を徹底させて、JuveAcousticsならではの美しいステレオイメージを再現するスピーカーを作ります。
使用するメープルは22ミリ厚で、先に発表したBlockDuct-C156siと同じ材です。バッフルとしてとても優秀です。
側板にはアフリカケヤキの16mm厚を使用してがっちりと固めます。天板と背板はアフリカンチーク15.5mm厚を贅沢に使っています。底板はアカシアの15mm厚集成材。
ポイントは中低域にしっかりとボリュームを持たせる事。下は50Hzがしっかりと実用になる音圧が出る事。そうでないと中高域に負けて硬めの音に感じてしまいます。
内部はしっかり吸音して内部の音が外の音に乗らないこと。
これは普段JuveAcousticsのスピーカー全てでしっかりと行っている事ですが、今回は使用する板材の選択(板材の種類や厚みをどこに配置するか)の答え合わせ的な感覚で設計しました。無垢材のスピーカーを作るのは非常に難しいですが、分かってきました。このスピーカーが狙い通りの音になったとき、私はガッツポーズとともにドヤ顔になっているはずだ、と思いながらワクワクドキドキで制作しましたよ。
そして完成したとき、狙い通りの音が出て、いや、狙い以上の音が出て、狂喜乱舞したのは言うまでもありません。
フィデリティムサウンドの中島社長はメープル使いの達人ですので、すぐにフィデリティムサウンドに持ち込んで聴いて貰いましたが、驚いていました。
曰く、このユニットでメープル使うと硬い音になりそうでやらなかった。だからウォルナットで設計したんだ。このユニットの特徴の良さを最大限活かした音になってる。凄いね。と。
フフフフ
ガハハハハハハ!
SOLD OUT
うちのスピーカーは皆そうですが、スピーカーに普及価格帯のアンプをあてがってもハイエンドの音が出ます。1万円のデジタルアンプでも、音像がスピーカーの間の空間にポッと浮かび上がり、奥行きを伴う広い音場が拡がります。そしてハイエンドアンプで鳴らすと、もう、極上の音楽の愉悦が味わえます。
オーディオの機材をとっかえひっかえする沼から簡単に脱出できます。低音がー、立ち上がりがー、高域の切れがー、、、、etc
そういう次元の音ではなく、音楽が浮かび上がり、純粋に好きな音楽を楽しむことが出来るようになります。
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