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凄いの出来ました。
BlockDuct-C154siやBlockDuct-C160siで小型キャビでもしっかりと低域まで伸ばすノウハウを得ましたが、倍の内容積3Lくらいのキャビで同じ構造のものを製作し、そのノウハウを活かしたガラスユニットのAlpair5g専用のキャビネットを制作しました。それに伴いガラスユニットの特性を活かすためにキャビの超剛性化を図り「超ど級コンパクト」というテーマで製作しました。
それがこのBlockDuct-C161siです。

まずはサイズ。160×223×197。
バッフルにハードメープル22ミリ厚を採用しています。Alpair5Gの高い解像度を活かしたフォーカスがかっちりと結ぶ音像を目指します。
そして側板にはパオロッサ(15mm厚)というまるでブビンガのような高比重の重たくてガッチリとした無垢材で強力にキャビを挟み込みます。15mm厚ですが非常に重い素材で水に沈むんじゃないか?というレベルです。気乾比重0.82という堂々たる数値の非常に魅力的な木材です。拳で叩くとコツコツと鳴かない素材であることが確認出来ます。
そこで天板・背板・底板をどうするか?バッフルや側板より、少し柔らかく内部損失が見込める鳴かない素材で良いのがないかな、と色々と見ていたのですが、灯台下暗しと言いますか手持ちにあるではないか!Aシリーズで(BlockDuct-A138siやAG146si)で使っているホワイトアッシュの無垢集成材です。これt25mmあるので除外していたのですが、(気分的にバッフルより厚いものを使う事を考えていなかった)ベストマッチじゃないだろうか!と気が付いてすぐに設計開始しました。少し柔らかいと言っても、野球のバットにも使われるくらい硬いタモですから、もちろん強靭です。

メープルの少し輝くような音色を活かしたスピーカーにするのに、UTAG Alpair5Gはとても良いと思っています。高い解像度と伸びきった高域を最大限活かす設計です。
最大限活かす、とは?低域なんですよ、一番の問題は。しっかりした低域の支えがないとうるさい音になりかねません。ただ量で出しても美しい繋がりになりません。低解像度の低域と高解像度の高域ではこのユニットの能力を活かしているとは言えません。ベース帯域の解像度がこのユニットの場合非常に重要になります。中高域の驚異的な解像度を活かすには箱なりもキャビ内部の音も不要。とにかく質の高い低域です。そこはほらJuveAcousticsですからBlockDuctです。

最近、確実にノウハウを掴んだJ板を使わないブロックダクトです。BlockDuct-C154siやBlockDuct-C160siで採用した方法ですが、このBlockDuct-C161siにも採用です。
小型化しても、まるでびっくり箱のようにベースが出現します。

とてもコンパクトなスピーカーですが、持つとずっしりと重さがあります。測ったら3.5キロでした。ギュッと凝縮したような密度感を感じると思います。
そして当然、この重さは音にもしっかりと効いています。

JuveAcousticsのスピーカーは幅をユニットギリギリの細身のものが多いですが、今回は内容積3Lと低域の量を確保しやすい内部形状にするために敢えてこのスタイルになっています。
上部をギリギリにするために上部のラウンド加工はせず、シャープな見た目に仕上げています。

音は最高です。うちのフラグシップBlockDuct-AG146siと十分戦えます。
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