nonDuct-B124si 白タモキャビネット

Juve工房

サンプルで作った白タモのキャビネットのnonDuct-B124siです。

この白タモキャビネットは最終的に商品化する予定です。オリジナルのnonDuct-B124siは重さが5.2~3キロくらいですが、この白タモキャビは一台7キロあります。キャビネットを鳴かさないためのブロックシリーズですが、このキャビネットは最高レベルにあります。

重さは正義という面がオーディオ界にはあります。日本のオーディオ界では1987年を頂点にした重さ信仰がありました。これは各社が重さを競った結果、ただ重量を増すために重りをつける、などの行き過ぎた重量競争を招きバブル崩壊の時期あたりに一気に廃れました。

しかし、重さは正義、という面があるのも事実です。中身が伴っていれば、ですけど。

この白タモキャビネットはまさに木の塊と呼ぶにふさわしい出来になっています。現在最終的な仕上げを詰めているところで、もうすぐ完成・販売に運びとなる予定です。オリジナルは側板を30ミリ、側板以外を38ミリで構成していますが、先に販売したヒノキキャビネットと同じく全面35ミリ厚で構成されています。内部構造は全く同じです。

この写真の白タモキャビネットはサンプルとして作ったものです。

これは先日長野のマークオーディオの工場にある市長室において、マークオーディオの社長さんと社員さん、ステレオ誌編集長さん、ステレオWEB担当者さんなどと視聴会をしたときに持ち込んだものです。その時の感想では低域の質感は一番高い、というものでした。

nonDuct-B124siはこの白タモキャビネットをリファレンスとすることにしています。ただし、オリジナルよりも高価になるので、オリジナル版と併売する方向で調整しています。

まだ最終決定ではありませんが、

★ オリジナルnonDuct-B124si ¥128,000

★ 白タモnonDuct-B124si   ¥158,000

で、調整しています。なんとかもう少し価格を下げられないか交渉中ですが、追って報告します。

上の写真のサンプルキャビネットの白タモnonDuct-B124siを販売します。音は最終版と変わりませんが、サンプルのために仕上げに多少難あります。

バッフル板の上部35ミリ厚にするために貼り合わせてあるのですが、その部分が筋になってわかるようになってしまっています。

片方上部に下地に横方向に傷が入ったまま塗装しちゃってます。

パッと見わかりにくいですが一台下部につなぎ合わせた部分が見えています。

以上のような難点がありますが、音は最高レベルですし、少し離れたらわからないレベルなのでヤフオクで販売します。サンプルを安く販売するのはこれが最後の一台となります。

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