BlockDuct-A146siの早期購入割引はもうすぐ終了します。このお値段での提供はあと2台限りとなりました。購入をお考えの方はお早めに!
このBlockDuct-A146siの完成度にはとても自信を持っており、このままこのモデルはこのままの設計で存続させるつもりです。
しかし、ちょっと「fd値は同じにして大口径化したらどうなるのだろうか?試したことがない35mmとか36mm径のダクトにしたら、どんな音になるのだろうか?」と思ってしまったんですよね。
気になったら実践するしかない、ということで試しに作ってみました。
左が通常版、右が大口径ダクト版です。fd値は通常版は62Hz付近、大口径ダクト版は65Hz付近です。右側の大口径ダクト版はダクト長が100mmになっています。(通常版は75mm)
結果は、誤差の範囲かな、くらいで切り替え試聴してもすぐにどっちかわからなくなるレベルの差でした。fd値にほとんど差がないことが原因かもしれません。
出てくる音はまさにJuveAcousticsの音です。
口径が大きくなることで音漏れに差が出るか?とかfd値付近より上の帯域が少し盛り上がるか?など想定した違いは殆ど出ず!(笑)
先日の視聴会でも参加者の方がたに比較視聴して頂いたのですが、「違い全然わかんないよ」とのことでした。
通常、ダクト径が小さいと共振する周波数は大口径より広くなります。口径が大きいと共振する周波数は狭くなりますが、その狭い範囲の音圧は小口径のものより上がります。この辺りの教科書的な傾向はあまり影響が出なかったようです。
BlockDuct式は通常のパイプ型ダクトより高効率なために落ち込みが少ないせいではないかと考えています。共振する周波数もパイプ型ダクトよりずっと広く効率よく共振しています。そしてダクトノイズがありません。
思ったような結果にはなりませんでしたが、はからずもブロックダクトの優秀性を再確認する結果になったと思う事にして、音は通常版と変わらず抜群の音を奏でていますのでこのまま現品限りとして販売する事にします。

同じ146ですが、口径違いと、振動板の素材違いの動画を撮ってみましたので良かったら参考にしてくださいませ!
コメント