nonDuct-B126 を少し手直し

スピーカー

nonDuct-B126ですが、とても良い出来と思うのですが、なんとも注目されていないというか、不人気というか。peerlessが原因なのかキャビネットに魅力がないのか考えていたのですよ。

やらかしたnonDuct-B127と比べると、確かに見た目がイマイチなのか?とも思います。

 

 

並べると確かに右の方がかっこいい。

 

見た目の原因としてはRの取り方が違います。127はより大きくRを取っています。そして左の126は右の127の蜜蠟仕上げと異なり半艶のクリニス仕上げです。ここは気になっていたところではあります。せっかくの美しい木目を持ったアフリカンチーク材の良さを活かすなら蜜蠟仕上げの方が良かった。

仕上げ直すか?

ニスを剥がすの大変なんだよなあ・・・と数日悩んでいましたが、悩んでも仕方ないので剥がすことにしました。

全てのコーナーのRを大きく取りなおしてからせっせと剥がす作業をします。

水研ぎ用の紙やすり400番手で、とにかく延々と12面分削り、ふき取り、削りを繰り返します。

剥がし終えた、と思っても微妙に残っている個所を水を垂らし確認しつつようやく完成。

そして上のように蜜蠟ワックスを塗りこみました。

うーむ、やはり蜜蠟仕上げは美しいかも。

Rを大きく取りなおしたのも大きいかもしれませんが、美しい小型スピーカーになりました。

このスピーカーは低域の再生能力が凄まじく、聴いたら驚くことと思います。完成時の記事で響きがウォームである旨書きましたが、今読み返すと説明不足でした。アフリカケヤキと比べるとアフリカンチークは響きが落ち着いている、という意味のものだったのですが、あれじゃ伝わらないですね。文章書くの下手すぎだ(笑)

低域の再生能力が凄いのでピラミッドバランスとなっています。このpeerlessの3インチはこの点マークオーディオより上です。NFJさんで売ってる2.5インチのものとは異なります。元気ななりっぷりの良い音というイメージを持たれている方も多いでしょう。しかし、設計次第という面もありますが、この3インチのpeerlessは本当に良いユニットです。

光の当たり具合もありますが、とても落ち着いた深い色になっています。

ブロックシリーズと比べると音像の立ち方は若干後退しますが、最高レベルのブロックシリーズと比べて若干です。やはりキャビネットの響きが再生音に乗っているのがわかります。広葉樹の美しい響きが乗ると正確な再生からは一歩後退しますが、そこはノンダクトバスレフの優秀な再現性によりカバーされた低域により、美しく音像は立ちます。そして音場は広大です。

これ本当にすごい音出てるんですよね。返品オーケーで出品してみようかしら。往復の送料と手数料込で返品オーケーで、聴いてみて良かったらそのまま購入して頂く。好みと違ったら返品する。良いかもしれません。

 

 

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