手のひらにペアで乗るオモチャのようなスピーカーです。
サイズは55×73×94
側板は槐(エンジュ)t5mm
それ以外はブラックウォールナットt8mm
実験機として製作してみました。ダクト径6mmでちゃんとバスレフ動作するのか?という疑問からです。そして良ければ販売しちゃえ、と。12000円くらいで綺麗に作れば買ってくれる人いるかもしれない、くらいの気持ちで出てくる音が楽しみで半分趣味で作った感じです。
内容積200ccでダクト径6mmでどうなのか?いけるのか?ユニットは1インチ。
無垢ウォルナットと無垢槐を美しく仕上げよう!始めましたが、これ小さすぎるし、薄いし、電動工具使えません。切断・切削も全て手のこ&ノミ&カンナでやるしかないのです。電動工具使うとどこかで、ぱきっと嫌な音がして割れたり欠けたりするイメージしか湧きません。
ま、趣味だし。
ということでしこしこちょっとずつすすめようやく完成しました。
音出しした結果はyoutubeにアップしましたが、そこそこちゃんとなっています。ベースやバスドラがない音源で録音したのは言うまでもありません。
問題のバスレフの動作がどこまでなのか?
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左側が密閉、右側がバスレフです。縦のラインが72Hzです。バスレフの方は72Hzラインと横の80dbラインの中が結構緑いろになっていますが、左の密閉の方は黒い部分がいっぱいになっています。
うーん、6mm径のダクトでもちゃんと狙ったところが動作してますね。
このちっちゃな穴がちゃんとバスレフ動作しています。
一応ブロックダクトですので、6mm径のドリルで穴を開けています。
カセットテープとの大きさ比較です。
サブウーハーつけて鳴らしたら、この点音源が威力を発揮し、ちょっと驚くような音で鳴り出しました。
うーん、興味深い。非常に面白い実験になりました。
これは音としてはJuveAcousticsクオリティに達していませんので、販売することはありません。そしてあまりに手間がかかったので手間を考えたら3万以下じゃ売りたくないしで、自分で愛でる事にします。
しかし、バスレフについてまた新たな発見ができました。その発見が正しいのかどうかは、また更なる実験で確かめてみたいと思っています。
いやー、スピーカーって本当に面白い。
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