ラジカセをつくる ユーヴェスタイル・CDラジカセ

スピーカー

ラジカセからオーディオに入った人は多いと思います。私もその一人です。

昔のラジカセを見ると、なぜかいまだにちょっと心躍るんです。

これオーディオセットを手に入れるまでの私のメイン機でした。父親のお古を貰ったものです。結構でかくて迫力ある音が売りのラジカセでした。はっきり言って音は大したことないんですよね。18センチの大口径ウーハーがでーんと主張していますが、オーディオのクオリティに達していません。でも、ヤフオクなどでこれの完動品をみるとついポチっとしてしまいそうになります。

でも、ラジカセってロマンありますね!

10年ほど前に昔からずっと欲しかったマランツのスーパースコープというラジカセをついポチっと買ってしまったことあります。

これです、かっくいい!と入手して音出しして嬉しいんですけど、これで音楽を聴くことは結局ないのでした。オーディオシステムがあるならラジカセで聴くことって結局ないんですよね。飾っておくくらいしか。見て満足なんですが、家人からはごみ扱いされてしまうので、結局数か月後には手放しました。

ラジカセ時代のものはデザインが素晴らしいものが多いので、飾るだけでも欲しくなるのはしょうがない。

CD時代のラジカセはどうよ?とバブルラジカセとして有名なパナソニックのものに手を出したこともありました。

これは押し入れにまだ入っていますが、この時代のCDラジカセで再生すると多少の進化を感じます。でも、決してオーディオクオリティとは言えません。ラジカセです。

分解するとわかるのですが、これユニット3つついてるように見えますが、一つはダミーです。そして使われてるユニットは、おそらく一つ2~300円くらいのものです。スピーカー自作マニアが決して使う事はないであろうレベルのユニットです。別の見方をするとよくこんなちゃっちいユニットでここまでの音に仕上げるなあ、ある意味凄い技術だ。

ラジカセ大好きだけど、音イマイチ。

よし、音のいいラジカセを作ろう!!

ラジカセを作るといってもスピーカー自作のようにはいきません。なんせラジカセの核はカセット部分とラジオ部分、そしてアンプです。これを小さなパッケージの中に収めるのがメーカーの凄さです。こんなの個人で全部作るなんて無理な話です。

しかし、あるものを利用すれば実現できることに気が付きました。

そう!カーステです。カーステはカセットやCDをアンプと一体化させたものです。このカーステのヘッドユニットを利用すればラジカセが作れる!

これは10年以上前に作ったカーステを家で使えるように作ったものです。試しに作ってスピーカーを接続して聴いたところ、スピーカーがちゃんとしたしたものであればラジカセとは別次元の音です。 オーディオはスピーカーが7割8割という世界ですから当然と言えば当然です。

でも、こんな風にセパレートではラジカセじゃない!一体化したものでないとラジカセとは言えない、なんて考えていました。

これがちょうど311の震災のころのラフスケッチです。こんな感じでラジカセ作りたいと思っていました。そしてこのスケッチから10年以上経ってから実際に作ったものがこちらです。

ヤフオクに出品した1号機です。予想よりずっといい音で再生出来、なお、すぐに売れたので2号機を作成。2号機(赤)、3号機(黄色)ともにすぐに売れてしまったので気を良くしてユニットをマークオーディオ製のものにした4号機を作成。

マークオーディオは小型バスレフで部類の強みを発揮するのでラジカセに最高じゃないか?と思い使ってみましたがこれは大当たりでした。完全にオーディオクオリティです。購入者の方に絶賛して頂けたことや、bluetoothが使えるともっと良いのに、というアドバイスを頂き作成した5号機がこれです。

ユニットはスキャンスピークを使用しました。このユニットも素晴らしい音です。これを作成しているときに知ったのが似たような形のビクターのミュージックシステムです。

こんな似たようなのが発売されているとは!ととてもショックでした(笑)

なんで知ったかと言いますと知人が所有していたからです。そこでお願いして借りてスキャンスピークのオレンジ5号機と対決させました。bluetoothで同じ音源を聴き比べましたが、俺のラジカセの方が良いじゃねえか!と。まー、これ、スキャンスピークのユニットの方が優秀ということなんですけどね。長年のビクターファンとしてはビクターには言いたいことが山ほどあるので、別の機会にこの木のコーンのユニットのディスり記事をあげたいと思っています。

そして6号機、7号機、8号機と作成し、6号機を残して全部売れてしまいましたが、この6号機はまだヤフオク、メルカリ等で販売中です。

これは例のビクターのEX-D6とCDで聴き比べましたが、マークオーディオ製ユニットを積んだ私が作成したこのCDラジカセの方が上でした。ただ、このCDラジカセはCDとカセット、そしてラジオだけです。外部入力がないので使い勝手は悪いかもしれません。でも、これがラジカセだ、とも思っているのも事実です。音の良い再生専用のCDラジカセです。

ヤフオクの販売ページ

メルカリの販売ページ

一点ものなので売れてしまったら販売終了です。

今までのラジカセはMDFでカラフルな塗装を施したポップなイメージのものばかりでしたが、現在気合い入れた全面19mm厚の集成材を使ったCDラジカセを作成中です。数日以内に発表できると思います。

 

 

 

 

コメント