nonDuct-B122

スピーカー

低域の再生能力は非常に高いtngbandのPPコーンの3インチです。

これはw3-316です。何度もこのユニットでノンダクトバスレフ式で作りましたが、結局却下を繰り返したユニットです。却下の原因は低域がしっかり出ると高域が物足りなくなるからでした。ノンダクトバスレフはフルレンジで点音源化し高いステレオイメージを目指したものですが、そこはそこそこにバッフルの幅を少し広く取り内容積を大きく取って低域をめえいっぱい絞り出すことにしました。何故なら今回はいつもこのユニットだと感じる高域の寂しさをプラスツィーターで解消するのが前提だからです。

しかし2ウェイ化してはフルレンジの大きな利点が失われますので、フルレンジ+ツィーターという形でコイルは使わずコンデンサーを一発ツィーターにかます-6db/octでいきます。方向性にはほぼ影響しない帯域なのでステレオイメージにはあまり影響ないでしょう。

バッフル板はホワイトアッシュの15mm厚を使いました。野球のバットにも使われる硬くて弾力のある素材です。天板、底板、背板はチリ産のラジアータパインです。そして両側板は3種類の広葉樹、オーク、ウォルナット、アルダーの無垢板を5センチの幅で張り合わせで一枚板にしているものを入手できたのでそれを使いました。写真右上のノンダクトバスレフ部分は赤松の角材です。結局計6種類の木材を使用しています。写真に見えている側板の部分。濃いところがウォルナットです。一つ上がアルダー材(ギターなど楽器によく使われる響きの良い広葉樹です)。一番上と下がオーク材です。ウィスキーやワインの樽に使われる事で有名ですが、本当に香りが良いので削ったりやすりをかけたりするたびにウィスキーやワインを飲んでる時の気分を香りで味わえます。

15mm厚くらいだと箱鳴きがするのでステレオイメージの低下が懸念されますが、6種類の木材の振動モードはそれぞれ異なるので、硬くて弾力のあるホワイトアッシュのバッフル板と相まってそこそこ良い結果になると予想していました。

幅176mm高さ200mm奥行300mm

内容積6.75リットル

直径30mmで長さ50mmでfd値は64.3Hz(6.4リットルで計算しています)

ダクトは計算通りに65Hzでしっかり動作しています。ほぼ予想通りの音になりました。ツィーターは1㎌と0.68㎌を試しましたが1㎌にしました。シルクドームですが、繊細でキラキラした音になっています。

出てきた音を聴いてまず感じたのはホワイトアッシュのバッフル適正性です。幅約150mmあると15mm厚だともっとバッフルが鳴いてしまうものですが、バッフルの鳴きがほとんど感じられないような静粛性があります。ホワイトアッシュ気に入りました。穴開けるの大変ですけど。火事か!ってくらい煙が出てくるので休み休み開けないとならないので時間がとてもかかりました。

いつもの音源でYOUTUBEに空気録音したので参考になさっていただければと思います。

低域に支えられたワイドレンジになっています。やはりこのユニットはこういう使い方がベストと思います。同じtangbandのw3-582もあるので(Z-modenaも同じですね)、プラスツィーターでワイドレンジを目指したものを作ろうと思える成功作になったと思います。

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