前回はテクニクスのアンプをご紹介しました。
SU-C700の描く3次元的立体音像には驚きました。確かにステレオイメージの面においては凄いものがありました。
完璧に位相が揃ったスピーカー(うちのスピーカーです!)の真の実力を見た気分で興奮するくらいの音でした。
そこで今一度、冷静になって振り返って他のアンプの音も含めてインプレッションの総括をしたいと思います。
Nmodeの上の写真のアンプの音も同じくらい感激したのですが、テクニクスとはかなり表現の仕方が異なります。テクニクスが極上のステレオイメージを味合わせてくれるのに対してNmodeの1ビットアンプは、少し、ほんの少し奥行きの立体感がテクニクスより曖昧な表現になります。が、しかし、音の密度は濃く全体に厚みを感じます。聴き比べると特に低域においてのエネルギー感や厚みが素晴らしく写実的な音像という面ではテクニクスほどの立体感はありませんが、それでも美しいステレオイメージを保ちつつ音の密度感やエネルギー感を聴かせてくれます。
当日視聴に使ったのはBlockDuct-A138siPremiumとBlockDuct-AG146siの2機種でした。この2機種はJ板入りの最高レベルのSN比を持つキャビネットです。ことステレオイメージの表現においては他のどのスピーカーにも負けないと考えています。そのためにアンプのステレオイメージの表現に関しては非常に微細なレベルでさえもしっかりと描き分けることが出来ます。
この二つのアンプをネットワーク入りのマルチウェイスピーカーで聴き比べたら、これほどの違いを描き分けることが出来るのかは疑問に思っています。
いまだにアクセスも多く、私への罵りメールも多い「アンプで音は変わらないという嘘」という記事がありますが、アンプの音の違いを表現できないスピーカーも多いのが実情なので、嘘を信じる人がいてもしょうがないのかな、とも思います。
Nmodeのアンプは借りてきて今もテスト視聴していますが、比較視聴しなければステレオイメージの点においてもまったく不満はありません。そしてこのアンプの特徴として驚いたのが、中低域の密度感の充実ぶりです。この点においてはテクニクスは少し薄味でした。
これはCシリーズの下の写真の小型のものでもその特徴がはっきりと出ます。



現在ラインナップにある小型の背面ブロックダクトですが、スピーカーが一回り大きくなった気がする音になるんですよ、Nmodeのアンプは。ドライブ力が抜群に高くハイスピードな印象でスピーカーが一回り大きくなったかのような再生音になるんですよ。
不思議や。
正直よくわかりませんが、Nmodeも凄いアンプと思います。
アンプにとってはドライブするのがイージーなシングルコーンスピーカーなので、ドライブ力の高さなんてそんなに必要ある?とも思いますが、高いドライブ力のアンプは確実にその能力が音に現れるようです。
アンプの能力をそのまま描き出すのもJuveAcousticsの特徴と言えます。
別のお客様でテクニクスを所有している方が、「ステレオイメージはいいけど、ちょっと薄味になるのでアキュフェーズのプリアンプを挟んでパワーアンプとして使っている。」と報告してくださいました。ステレオイメージは少し後退するようですが、薄味感が解消されてとても良いとおっしゃっていました。
やはり極上のステレオイメージを聴かせるテクニクスはそのまま使うと少し薄味に感じるのは共通しているようです。
それに対してNmodeのアンプは濃く立体的に音像が展開するので、こちらの方を好む人の方が多いのかもしれない、とも思います。
テクニクスのあの立体感のリアルさも、Nmodeのエネルギー感も言葉で説明するだけは不完全すぎるので一度聴いていただきたいと思っています。
北本市の視聴室!で聴いていただけるのでご希望の方はお問い合わせからご連絡くださいませ。

JuveAcoustics別館北本視聴室にてNew BlockDuct-A138si Premium ver.8
の発表視聴会を開催しました。
そこで3種類のアンプで聴き比べを行いましたが、凄まじいアンプと出会いました。
本日視聴したのはFidelix、Nmode、Technicsの3種類。
その中でもTechnics SU-C700という生産完了しているちょっと前のアンプがとにかくすごい音でした。
JuveAcousticsはステレオイメージの再現に全力を注いでいますが、この点においてテクニクスはいまだかつて聴いたことがないレベルの凄まじいステレオイメージを聴かせてくれました。
このアンプ物凄い能力です。これほど音像を正確に描き分けるアンプを私は知りません。もちろん、スピーカーの位相が完璧に揃っているからこその音です。
テクニクスの開発陣はこれだけの音を出すアンプと理解しているのか疑問です。HPを見てもこの辺りの記述は見当たりません。もっとアピールすればいいのにと思います。
ことステレオイメージに関していうとおそらく私のスピーカーは世界一と思っていますが(設計者なので何が世界一や!言い過ぎや!という批判もあろうかと思いますがご容赦を!)、上述のTechnicsのアンプでそれを再確認することとなりました。
モーツァルトのレクイエムを聴いていたのですが、男声合唱、女声合唱が美しく奥に広く展開し、オーケストラがその前で演奏する中、バリトンが「そこにいる状態」のリアルなサウンドステージの中でテノールが次に歌うときに、バリトンの隣から聴こえだすのですよ。ここまで細かく正確に描写したステレオイメージは私自身も聴いたことがありませんでした。
同席した人も、今隣に音像が移ったよ!と驚愕ですよ。
TechnicsのHPによるとインピーダンスマッチングをDSPで行ってるようです。さらっと少し記述があります。
これまでのアンプでは実現できなかった振幅と位相の周波数特性の平坦化を可能にし、空間表現に優れた音の再生を実現しました。
これすごいことなんですよ。もっとここを広く周知すべきです。位相が揃ったスピーカーで再生すると、いまだかつて聴いたことがないほどの完全にそろった位相で聴くことが出来ます。
私のスピーカーづくりは間違ってなかった!と更なる自信を深めた経験となりました。
近日中にこの音世界を実際に聴いていただく機会を作りたいと思っています。どこかで視聴会を開催するつもりですので決まり次第追ってご報告します。
いやー、位相の揃ったスピーカーと位相の揃ったハイスピードアンプの組み合わせ、マジのガチでちょーすんごい世界です。

これ以上のハイスピードなサウンドがあるのか?と思える美しいステレオイメージが味わえました。


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