kenwood LS-VH7を改造する

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なんだかネット界隈でハイコスパと高評価のkenwoodのLS-VH7というスピーカーです。これ私がウインドウズXPを使ってときにUSBからデジタルで入力できるAvinoとかなんとか言ったミニコンポのスピーカー部分です。iTunesを導入したばかりのころでPCからデジタル出力をそのまま取り出して再生できるということでスピーカーではなく本体が欲しくて買ったものです。

なんじゃこの音は。

と倉庫行。本体はすぐに使わなくなりました。デジタル出力できるオーディオボードをPCに仕込んで必要なくなった時点でお蔵入りしました。PCデポでセットで1万円くらいで投げ売りしてたのを購入したので音が良くなければ扱いはどうしてもぞんざいになります・・・でももともとの値段設定は66000円もする高級ミニコンポなんですよね。PCとUSBでデジタル接続という今では当たり前になったコンセプトも時代的に早すぎた悲運のミニコンポといったところでしょうか。

しかし、このスピーカーのツィーター面白うそうなんですよね。なのでいつかはばらしてツイーター外そうとスピーカーだけは保管していました。

詳細はわかりません。エッジがないというか独特の構造してます。

振動板の外周はフリーになってます。お皿のような振動板がボイスコイルに乗っかってるような構造で面白い。

このスピーカーの音ですが、ステレオイメージを意識した聴き方をするとまるでダメダメなスピーカーなんですよね。ユニットから出る音以外の余計な箱鳴りの音が正確な音像の定位を邪魔しまくっています。分解すると何故だかすぐわかります。

ペラペラの青いプラスティックの部分に取り付けられたウーハーとダクト部分を

ダクトとともにこの穴の上の乗せる構造なんですよ。この上の箱に直接取り付けられていないんですよ!なんじゃこりゃ。もう笑うしかないふざけた構造です。プラススティックの上から長いネジでこの箱に取り付けています。この箱本体とプラスティックバッフルの間には4センチくらいの空間があるんです。この空間はなんのため?4センチのショートバックロードホーン?(笑)分解して構造を見ると、もうわけがわからない謎仕様です。スピーカー設計者に聞きたい、なんでこんな取り付け方法取ったの?と。

そりゃこんな構造してたらユニット以外の鳴き音が再生音を汚しまくって音場とか音像とかそんな言葉を使うこと出来なくなりますってば。まあその鳴き音とか、ノイズなんですけど、それ込みの音設計なんでしょうか。とにかく作りというより、構造が酷すぎる。私が見てきたスピーカーの中で断トツの1位です。2位以下が見えないレベルの1位です。ひど過ぎる設計だ。

カッコいいとは言えませんが、デザイン自体は凝ったデザインの見た目なので、デザインだけで設計したとしか思えないふざけた構造です。購入価格(本体込みで1万円)からすると、まあおもちゃだし、で済みますが、66000円の定価設定って考えると酷すぎるとしか言えない。

しかし、このスピーカー5千円くらいで買えるということでハイコスパという事になっていますが、この音を良い音としているならば少し悲しい事です。もうちょっとまともなもので音楽を聴いて欲しいと切に願います、オーディオファンとしては。

kenwoodに対するディス前置きが長くなりましたが、こんだけ酷い構造のスピーカーなのでまともな箱にまともに取り付けるだけで音質アップは間違いありません。

という事で改造第3弾です。

前回のエレクトロボイスを改造するが大成功したので、似た形で。ただし、あちらは無垢板を綺麗に響かせるという意図での設計ですが、今回は箱自体の響きは抑えるつもりです。なので全面パインの集成材19ミリ厚を使いました。ユニットは内付けにしてバッフル効果がどれほど再生音に影響するかの確認がしたくての設計です。

こんな感じでバッフル効果が音にどれだけ影響するか、ま、実験を兼ねてます。

そして完成写真です。

薄型です。横置きだとこんな感じに。

背面ダクトで、ダクトは塩ビ管で中で折り曲げています。

音は、オリジナルより10倍はいいね。しかし、普通(笑)普通に市販スピーカーの優秀なスピーカーといった感じです。例えばDENONで言うとM40には楽勝ですが、ちょっと古くなりますが手持ちのSC-E717とはいい勝負といった感じです。低域では少し負けてるけど、高域では勝ってるかな、レベルの音です。トータルではこっちかな。

LS-VH7は箱の構造が酷すぎるので、箱にきっちり取り付けるだけで音は5倍増しでグレードアップします。元はそれだけ酷い作りです。

改造シリーズとしては

第1弾ヤマハ NS-05

第2弾エレクトロボイス S40B

第3弾Kenwood LS-VH7

とどれも勝利してきましたが、今回が一番楽勝でした。何故なら、何度も言いますがオリジナルが酷すぎるから。

 

コメント

  1. 三毛にゃんジェロ より:

    こんにちは。

    PC-VH7、ありましたね〜。たしか、SOTECがオンキヨーに買収される前後にKenwoodと共同発売した製品のはず。なので、製品名もKenwoodとSOTECで微妙に異なってたはずですね。

    この機種、約10年前に気になってたんですよね〜。と言っても、スピーカーではなく本体のCDレシーバーの方ですが。😹
    スピーカーはデザインが好みでは無かったことと、変な構造をしているんじゃないかと思っていたため、音を聞くまでもなくといったところでした。

    • juve juve より:

      こんにちは。

      >スピーカーではなく本体のCDレシーバーの方ですが。
      私も同じです。PCからUSBで直接デジタルで取り出せるというのが魅力でしたね。
      今では当たり前になってますけど、コンセプトは先取りしていましたね。

      >変な構造をしているんじゃないかと思っていたため、音を聞くまでもなくといったところでした。
      ばらすまでまさかこんなふざけた構造とは思いもよりませんでした(笑)
      でもユニットはそこそこ良くてホント残念な設計者です。

  2. N.Yasuda より:

    斜めに曲がったバスレフダクトはメーカー製でもたまに見かけますけど、直角の塩ビ管の場合ダクト長の計算や共振特性に特徴が出るんでしょうか?
    何となく折り曲げの所で反射してうるさい音に成る様な気がする反面、高音が減衰して良く成るかも(曲がったところにスポンジやフエルト貼ったりして)何て妄想しました。
    後部バスレフに変えてドローンコーン付けた改造品を観ましたが後ろの空間の影響が減るなんて効果も有るんでしょうか? どっかに動画が有った様な気がしました。
    中高音が減衰する効果も有りそうなんですがどうでしょうか?

    • juve juve より:

      N.Yasudaさま

      こんにちは。
      ダクトに関しては私が作っているノンダクトバスレフ式がベストと考えていますので折り曲げダクトの研究はしていませんので、
      折り曲げダクトに関しては意見できるほど確信できているものはありませんです。
      ただ私もYasudaさんと同じように中高域の音漏れの軽減効果は多少はあるのかな、と考えています。
      ただし、効率の面では直管のほうが良いと考えていますので、キャビネットの形状で(薄型、小型などで)直管で入りきらない場合のみ折り曲げダクトを採用しています。

      ですので私が折り曲げダクトを採用しているのは、仕方なく折り曲げた、というのが実情です。
      きちんとした意見ができずにすみませんです。